ろれつが回らない原因と気になる病気
ろれつが回らない、というと、やはり脳疾患が恐いという印象があります。
少し前にも中川大臣が会見で失態を演じた時がありましたね。
あの時、あまりのろれつが回らない様子に、『もしや何か病気では?』と心配になった方もいらしたことでしょう。
一番よく言われるのは、脳梗塞の初期症状。
ろれつが回らなかったり、手足のしびれがあったり、物を落としてしまったり。
これらはやはり脳梗塞の疑いが濃厚ですから、できれば早めに脳外科を受診するようにしてください。
早期発見できれば、大事にいたらずに済むのです。
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でも、ここで異常が発見できなかったから、即なんともない、というわけにはいかないようです。
あまり知られていない病気なのですが、脳脊髄液減少症という病気でも、ろれつが回らない状態が起きます。
これは低髄液圧症候群とも呼ばれており、舌がもつれるほかに、頭痛やめまい、吐き気、視力障害などの症状が起きるようですが、基本的にほとんど知られていない病気のため、医療機関でも見逃されるケースがままある病気です。
原因、治療法ともにまだはっきりとはしていないので、脳梗塞でもないし、大したことではない、とされてしまう患者さんも多くいましたが、最近ではようやく徐々に病気が知られ、医師の対応も進化してきました。
また、ろれつが回らない病気ではほかに非流暢性失語症、運動障害性構音障害などがあげられます。
前者は大脳皮質の損傷、後者は舌・のどなどの運動障害が原因です。
さらにそれらの背後にあるのは、脳梗塞、脳出血等のほか、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症といった病気も挙げられます。
舌自体が異常であるケースには、舌腫瘍の危険もあります。
ろれつが回らないと感じたら、一体どれが原因にせよ、放置せず、なるべく早めに受診して検査を受けておくことが、早期発見、治療につながります。
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